検索結果の表示順

検索サービスはどうやって順位を決めているのでしょうか?

現在のSEOは、グーグルをはじめとした「ロボット型」の検索エンジンに対して対策を施すのが一般的となっています。では、このロボット型の検索エンジンは、どうやって検索結果の表示順を決めているのでしょうか。

大まかな仕組みを、順を追って説明しましょう。

①クローラーがウェブサイトを巡回し検索エンジンがランク付けをするには、当然のことながらウェブサイトのぺージ情報が必要となります。これを取得して回っているのが「クローラー」です。クローラーとは、インターネット上に存在するウェブ・サイトを一定期間ごとに巡るものです。

その中のぺージ情報や、ページ内のリンク情報を自動的に取得してくるプログラムのこと。クローラーに巡回されたウェブサイトのみが検索結果に表れるようになるので、自身のウェブサイトがクローラーに巡回されることが、SEO対策において最も重要な要素となります。クローラーが取得してきたぺージやリンクの情報などは検索エンジン側に保管され、②以降の作業に用いられます。

検索サービスの検索結果からキャッシュを表示を選択することで、そのぺージの過去の内容を参照できるようになっているのですが、これは、クローラーが検索用に取得してきたぺージ情報を表示しているのです。

②ページ情報を整理し、データベースを作成します。クローラーがぺージ情報を取得してきたら、検索エンジン側でぺージ情報を検索時に引き出しやすいよう整理・分類し、データベースを作成していきます。

その基準はエンジンによって異なりますが、主にページ内・サイト内に含まれるキーワードなどの情報や、サイト内のリンク構成、そして外部のどのようなウェブサイトから、どのくらいリンクが張られているかという情報などを元にウェブサイトのランクを付け、後の検索結果の順位付けがなされていくのです。

③検索結果に反映検索システムに②で作成したデータベースを反映させます。後はユーザーが入力したキーワードに応じてデータベースから結果を引き出し、先ほどのランク付けと独自の評価基準を元に、キーワードに対して重要性の高い順に検索結果を表示するのです。ロボット型検索エンジンの特長は、先にも触れた通りか全自動ということです。

データの収集からランク付けに至るまで、全てが自動的に実施され、人の手が介在することはほとんどないといってよいでしょう。そのため検索結果の順位付けは基本的に平等であり、どんなウェブ・サイトであっても検索結果の上位に表示される可能性があります。

そしてもう一つの特長が定期的に内容を更新するということ。

ネットの世界では次々と新しいウェブサイトが登場しており、内容もめまぐるしく変化します。こうした最新の情報をいち早く結果に反映させることができるというのも人気となった大きな要因であり、かつSEO対策がしやすい要因にもなっているのです。

               

キーワードの例

titleタグには必ず上位表示を狙うキーワードを含めましょう 。

そうしなければ、自らSEOをあきらめることになります。titleタグの記述はHTMLに詳しくないユーザーも比較的簡単に修正できる箇所です。ブログの場合はブログタイトルはそのままトップページのtitle タグになっていることが多いです。

「SEO東京」というキーワードで上位表示を狙うのならば、title タグの先頭には「東京のSEO」と記述し「東京のSEOと言えば○○」という titleタグにします。

上位表示したいキーワードが 「SEO東京の場合、SEOと東京の間に 「の」を加えて「東京のSEO」と記述しても、 Google は「SEO東京」として認識します。日本語の「の」や「から」のような助詞や助動詞は、 「ストップワード」と呼ばれ検索対象から除外されるからです。

ですので、 「東京のSEOと言えば○○」と記述した方が検索ユーザーの自にも自然に写るはずです。単語とスペースの組み合わ せでキーワードの羅列の ようなtitleタグよりも自然な文章で、title タグを記述しましょう。